
vTv Therapeutics Inc.(vTvセラピューティクス)は、臨床段階のバイオ医薬品企業で、糖尿病の経口治療薬の開発に注力しています。同社は、1型糖尿病の治療のための経口投与可能な小分子で肝臓選択的なグルコキナーゼ活性化剤であるTTP399、および炎症性疾患や乾癬に対応する中枢神経系非浸透性のホスホジエステラーゼ4(PDE4)阻害剤であるHPP737を開発しています。また、嚢胞性線維症関連糖尿病の食後血糖上昇を抑えるための経口小分子GLP-1受容体作動薬であるTTP273、酸化ストレスに関連する慢性疾患の治療のための非電気親和性のNrf2経路活性化アプローチであるHPP3033、重症COVID-19を含む炎症性肺疾患および膵臓癌や乳癌のためのRAGE拮抗薬であるazeliragon、腎疾患のためのNrf2活性化剤であるHPP971の臨床開発にも関与しています。さらに、同社はReneo Pharmaceuticals, Inc.とのライセンス契約を通じて、ペルオキシソーム増殖活性化受容体デルタ作動薬プログラム(HPP593を含む)の開発と商業化を行っています。vTv Therapeutics Inc.は、杭州中美華東製薬有限公司、Newsoara Biopharma Co., Ltd.、JDRF International、Novo Nordisk A/Sとのライセンスおよび研究契約も有しています。同社は2015年に設立され、ノースカロライナ州ハイポイントに本社を置き、MacAndrews & Forbes Incorporatedの子会社です。
vTv Therapeuticsは売上計上がなく、収益は提携・ライセンス由来が中心の研究開発型企業です。通期ではcadisegliatinの開発進展に伴い研究開発費が1,786.1万ドルに増加し、足元四半期も第3相試験CATT1の継続と患者登録が進む一方、FDAの臨床停止解除後の再始動段階にあります。2026年3四半期の登録完了を目指しており、cadisegliatinの進捗と他候補の展開が今後の注目点です。