
Alaunos Therapeutics, Inc.は、臨床段階の腫瘍学に特化した細胞療法企業で、養子TCRエンジニアリングT細胞療法を開発しています。同社は、非小細胞肺がん、大腸がん、子宮内膜がん、膵臓がん、卵巣がん、胆管がんの治療のために、変異したKRAS、TP53、EGFRに反応する10のTCRを対象としたTCRライブラリーを開発しており、現在フェーズI/IIの臨床試験中です。また、ヒト新抗原T細胞受容体プラットフォームであるhunTRや、固形腫瘍を治療するためのmbIL-15も開発しています。Alaunos Therapeutics, Inc.は、PGEN Therapeutics, Inc.とのライセンス契約、テキサス大学MDアンダーソンがんセンターとの研究開発契約、国立がん研究所との特許ライセンス契約および研究開発契約を結んでいます。同社は以前はZIOPHARM Oncology, Inc.として知られており、2022年1月にAlaunos Therapeutics, Inc.に社名を変更しました。Alaunos Therapeutics, Inc.はテキサス州ヒューストンに本社を置いています。
通期は、旧来のTCR-T細胞療法事業を縮小した一方、肥満・代謝疾患向けの経口低分子プログラムへ軸足を移し、前臨床の進展が主要な材料となりました。直近四半期はALN1003でDIOマウスにおける概念実証を確認し、体重の有意な減少、体脂肪の低下と除脂肪量の維持、肝重量や代謝・肝機能バイオマーカーの改善が示されました。今後は追加の前臨床試験やIND準備の進展が注目点です。