
Sagimet Biosciences Inc.は、臨床段階のバイオ医薬品企業であり、脂質代謝経路の機能不全に起因する疾患の治療のために、脂肪酸合成酵素(FASN)阻害剤と呼ばれる治療薬を開発しています。同社の主要な薬剤候補は、非アルコール性脂肪肝炎およびニキビの治療のためのFASN阻害剤であるDenifanstatです。また、さまざまな種類のがんの治療のためのFASN阻害剤であるTVB-3567も開発中です。同社は以前は3-V Biosciences, Inc.として知られており、2019年8月にSagimet Biosciences Inc.に社名を変更しました。Sagimet Biosciences Inc.は2006年に設立され、カリフォルニア州サンマテオに本社を置いています。
Sagimet Biosciencesは臨床段階のバイオ企業で、MASH向け主力候補デニファンスタットが第2b相で主要・副次評価項目を達成し、線維化改善や肝硬変進行抑制の兆しも示しました。足元ではデニファンスタットとレスメチロムの第1相試験を開始・完了し、両剤併用は概ね良好な忍容性が確認されています。加えて中国の提携先によるニキビ開発も進み、今後はMASH併用療法の第2相やNDA動向が注目点です。