
Selecta Biosciences, Inc.(セレクタ・バイオサイエンシズ)は、臨床段階のバイオ医薬品企業であり、ナノ粒子免疫調節薬の研究開発を通じて人間の病気の治療と予防に取り組んでいます。同社の主要な治療用遺伝子治療プログラムであるSEL-302は、メチルマロン酸血症の治療を改善するための前臨床段階にあります。また、SEL-212という生物学的治療薬を開発しており、これは慢性難治性痛風の治療のために第III相臨床試験中です。さらに、IgA腎症、線状IgA水疱性皮膚症、IgA天疱瘡、ヘノッホ・シェーンライン紫斑病などのIgA媒介疾患を治療するための製品候補も開発しています。
同社はまた、オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症を治療するための前臨床段階の製品候補であるSEL-313や、AAVカプシドに対する抗体の形成を減少させるための適切なImmTORの投与量を評価するための製品候補であるSEL-399を含む遺伝子治療を開発しています。さらに、ポンペ病、デュシェンヌ型筋ジストロフィー、肢帯型筋ジストロフィー、ライソゾーム蓄積症、その他の自己免疫疾患の治療のための製品も開発しています。加えて、原発性胆汁性胆管炎やその他の自己免疫疾患を治療するための寛容誘導療法も開発しています。
同社は、武田薬品工業株式会社、スウェーデンオーファンバイオビトラム、サレプタ・セラピューティクス、アスクレピオス・バイオファーマシューティカル、マサチューセッツ工科大学、瀋陽サンシャイン製薬有限公司、ギンコ・バイオワークス・ホールディングス、IGANバイオサイエンシズとライセンスおよび共同研究契約を結んでいます。Selecta Biosciences, Inc.は2007年に設立され、マサチューセッツ州ウォータータウンに本社を置いています。
臨床段階のバイオ企業として、主力候補Descartes-08のマイアステニア・グラビス向け開発を進めており、Phase 2bでは有意義で持続的な改善が確認された。一方、通期ベースでは製品売上がなく、業績は提携・ライセンス収入や研究助成に依存している。足元の四半期は研究開発費が1,486.9万ドルと前年同期の1,266.1万ドルから増加し、Descartes-08や初期段階案件への投資拡大が押し上げ要因となった。手元資金は2027年半ばまでの運転資金を賄える見込みだが、今後も資金調達と臨床開発の進捗が注目点となる。