
Scilex Holding Company(サイレックス・ホールディング・カンパニー)は、急性および慢性疼痛の治療のための非オピオイド管理製品の開発と商業化に注力するバイオ医薬品企業です。同社の商業製品には、帯状疱疹後神経痛に関連する神経障害性疼痛の緩和のための処方用リドカイン外用製品であるZTlido 1.8%があります。また、腰仙部神経根痛の治療を目的としたフェーズIII臨床試験中の硬膜外注射用粘性ゲル製剤であるSP-102、腰痛治療のためのフェーズII臨床試験中のSP-103、線維筋痛症の治療のためのフェーズI臨床試験を完了した新規低用量遅延放出ナルトレキソン塩酸塩製剤であるSP-104を提供しています。同社はカリフォルニア州パロアルトに本社を置き、Sorrento Therapeutics, Inc.の子会社です。
通期は、既存のZTlido、ELYXYB、GLOPERBAの製品売上を基盤にしつつ、研究開発や販売・マーケティング投資を継続した一方、開発費や外部委託費、在庫関連コストが重く、収益は変動しやすい構造が続きました。直近四半期は、米国での製品販売と粗利管理に加え、SP-103でFDAとの第2相会合が完了しNDAに向けた道筋が確認されるなど、開発面の進展が見られました。さらに4月には35対1の株式併合と、Scilex Bioの設立も実施されています。