
Passage Bio, Inc.は、遺伝子医薬品の会社であり、中枢神経系疾患に対する革新的な治療法を開発しています。同社は以下の製品を開発しています。
独自のAAVhu68カプシドを使用し、脳および末梢組織に機能的なGLB1遺伝子を送達し、乳児型GM1に対するリソソーム酸性β-ガラクトシダーゼをコードします。
AAV1カプシドを使用し、脳に機能的なグラニュリン(GRN)およびプログラニュリン(PGRN)をコードする遺伝子を送達し、FTD-GRNの治療を行います。
独自のAAVhu68カプシドを使用し、脳および末梢組織に機能的なGALC遺伝子を送達し、乳児型クラッベ病に対する加水分解酵素ガラクトシルセラミダーゼをコードします。
Passage Bio, Inc.は、ペンシルバニア大学の遺伝子治療プログラムとの戦略的研究協力、およびCatalent Maryland, Inc.との協力契約、開発サービスおよび臨床供給契約を結んでいます。同社は2017年に設立され、ペンシルバニア州フィラデルフィアに本社を置いています。
Passage Bioは神経変性疾患向けの遺伝子治療を開発する臨床段階の企業で、収益化はまだ進んでおらず、事業継続には追加資金の確保が必要な状況です。通期では、2024年7月の提携再編によりPennとの研究・探索開発や一部オプションを終了し、開発資源をFTDなど既存重点領域へ絞り込みました。足元の四半期では、主力候補PBFT02でFTD-GRN患者への試験が進み、CSF中PGRNの持続的な上昇やNfLの抑制傾向、概ね軽度〜中等度の有害事象が示され、臨床データの蓄積が注目点となっています。