
不動産ポートフォリオ: 7つの不動産物件を所有し、総賃貸可能面積は約1,153,909平方フィート、平均稼働率は86.7%(2023年12月31日時点)。主要物件には123 William Street(542,676平方フィート、稼働率91.4%)、9 Times Square(167,390平方フィート、稼働率71.2%)、1140 Avenue of the Americas(245,821平方フィート、稼働率77.1%)などが含まれる。平均残存リース期間は6.5年。
賃貸収益: 2024年から2033年までの最低賃料収入は約401,850千ドルを見込んでおり、2033年以降も48,220千ドルの収益が予想されている。リース契約には一部、経済指標に基づく賃料増加や売上高連動型の変動賃料条項が含まれる。
テナント構成: 主要テナントにはPlanned Parenthood Federation of America, Inc.(123 William Street, 賃料収入の15.8%)、City National Bank(1140 Avenue of the Americas, 賃料収入の28.7%)、CVS(196 Orchard Street, 賃料収入の29.8%)などが含まれる。全体の賃貸面積に占める割合が10%以上のテナントは存在しない。
リース満了: 今後10年間で90件のリース契約が満了予定で、2024年には全体の15.7%にあたる157,000平方フィートが満了する見込み。主要物件では複数のテナントが長期契約を締結しており、安定した収益基盤を維持している。
通期では、マンハッタン中心のオフィス資産がコロナ後の需要変化の影響を受け、空室消化や稼働維持が難しく、賃料収入と営業キャッシュフローが低下しました。新規契約は獲得できているものの、賃料水準は従前より低く、収益の押し下げ要因となっています。直近四半期もこの傾向は続き、資産売却や新規リースで流動性確保を進める一方、1140 Avenue of the Americasでは差し押さえ手続きが進み、400 E. 67th Street/200 Riverside Blvd.でも債務不履行が発生しています。期中の現金賃料回収率は98%でした。