
Nano Nuclear Energy Inc.は、アメリカで初の民間上場を目指す核マイクロリアクターの開発企業です。世界的に優れた核エンジニアリングチームが率いる同社は、モジュール型の次世代核エネルギーソリューションを提供しています。開発中の主な製品には、アメリカ原子力規制委員会(NRC)の事前許可を取得している高温ガス冷却炉のKRONOS™ MMRをはじめ、固体コアバッテリー型リアクターのZEUS™、宇宙利用も視野に入れた持ち運び可能な**LOKIMMR™**があります。これらはすべて、需要に応じたモジュール化された先進的な核マイクロリアクターで、クリーンエネルギーの高効率・安全性を追求しています。
また、子会社の**Advanced Fuel Transportation Inc.**は、北米の輸送会社の元幹部により設立され、商用規模のHALEU燃料を小型モジュール炉や微小炉、国立研究所、軍事及びDOEプログラムへ供給することを目指しています。正確な燃料輸送のために特許取得済みの高容量HALEU燃料輸送バスケットも開発しています。
さらに、**HALEU Energy Fuel Inc.は、国内における高濃縮ウラン燃料の供給パイプラインの構築を進めており、同社の微小炉や広範な核産業向けの燃料供給基盤を整えています。宇宙利用を視野に入れたNano Nuclear Space Inc.**は、**ZEUS™やLOKIMMR™**などのシステムの宇宙適用や、月周辺宇宙空間での商用化検討を進めており、長距離宇宙ミッションの推進技術や維持環境の提供も模索しています。
Nano Nuclear Energyは、クリーンで安全な次世代核エネルギーの実現と、その商業化に向けて多角的に事業展開を進めています。
通期では、売上計上前の開発段階が続き、業績はKRONOS MMRを中心とする炉開発、燃料供給網、燃料輸送、コンサルティングの立ち上げ費用や規制対応の進捗に左右された。核エネルギー需要の高まりと米国の政策追い風を背景に、UIUCとのKRONOS研究炉計画、NRCの燃料資格審査前進、ODIN設計売却のLOI締結など前進が見られる一方、直近四半期は2026年初の建設許可申請や2027年の許可取得に向けた技術・規制・運用準備が足元の焦点となっている。