
事業内容: デラウェア州法人であるNew Mountain Finance Corporation (NMFC)は、1940年投資会社法に基づく事業開発会社(BDC)として規制されており、主に米国の中堅市場企業に対する直接融資を提供している。成長中の防御的産業に属する企業へのシニア担保ローンや選択的なジュニア資本投資を通じて、現在収益と資本増価を目指している。投資対象は、年間EBITDAが1,000万ドルから2億ドルの企業が中心。
投資戦略: シニア担保ローン(ファーストリーンローンやユニトランシェローン)を主軸とし、ポートフォリオの一部にはエクイティ投資も含まれる。防御的成長企業への投資を重視し、業界の特定分野での優位性や持続可能な成長ドライバーを持つ企業を選定している。
運営体制: 投資顧問業務はNew Mountain Finance Advisers BDC, L.L.C.が担当し、日々の運営や投資管理を行っている。管理業務はNew Mountain Finance Administration, L.L.C.が担い、財務記録の維持や税務申告の準備などを行っている。
ポートフォリオ構成: 2023年12月31日時点で、110社のポートフォリオ企業に約30億ドルの投資を行い、ソフトウェア、ビジネスサービス、ヘルスケア、教育などの業界に集中している。投資の55.9%がファーストリーンローン、27.0%がエクイティおよびその他の投資で構成されている。
New Mountain Financeは、米国の中堅企業向けの直接融資を中心に、上位PEスポンサー支援先へ担保付きローンや一部ジュニア資本を供給するBDCとして運営されている。通期は、基盤となる投資戦略と分散した業種構成を維持しつつ、2025年1月に運用報酬率を総資産の1.4%から1.25%へ引き下げる契約変更があり、費用面の改善余地が生じた。直近四半期は、金利やインフレの変動、信用市場の流動性低下、関税や貿易政策の不透明感が引き続き注目材料で、足元の収益はこれら外部環境とポートフォリオ企業の実行力に左右されやすい状況が続いている。