
Neurocrine Biosciences, Inc.(ニューロクライン・バイオサイエンシズ)は、神経学的、内分泌学的、精神医学的障害に対する医薬品の発見、開発、販売を行っています。同社のポートフォリオには、遅発性ジスキネジア、パーキンソン病、子宮内膜症、子宮筋腫の治療薬が含まれ、さまざまな治療領域での臨床プログラムも展開しています。主力製品は、遅発性ジスキネジアの治療に用いられるVMAT2阻害剤のINGREZZAです。
同社の商業製品には、パーキンソン病患者に対するレボドパ/DOPAデカルボキシラーゼ阻害剤の補助療法として使用されるカテコール-O-メチルトランスフェラーゼ阻害剤のONGENTYS、女性の中等度から重度の子宮内膜症痛の管理に用いられるORILISSA、そして閉経前女性の子宮筋腫に伴う過多月経の管理のための非外科的経口薬であるORIAHNNが含まれます。
臨床開発中の製品候補には、小児患者および成人の局所てんかん適応症の治療を目的としたNBI-921352、希少小児てんかんおよび本態性振戦の治療を目的としたNBI-827104が含まれます。また、臨床開発中の製品には、うつ病の治療を目的としたNBI-1065845、うつ病における快感消失の治療を目的としたNBI-1065846、統合失調症の治療を目的としたNBI-118568が含まれます。
同社は、Heptares Therapeutics Limited、武田薬品工業株式会社、Idorsia Pharmaceuticals Ltd、Xenon Pharmaceuticals Inc.、Voyager Therapeutics, Inc.、BIAL Portela & Ca, S.A.、三菱田辺製薬株式会社、AbbVie Inc.とライセンスおよび共同開発契約を結んでいます。Neurocrine Biosciences, Inc.は1992年に設立され、カリフォルニア州サンディエゴに本社を置いています。
通期では、INGREZZAの堅調な処方拡大に加え、2024年末に米国発売したCRENESSITYが上乗せとなり、売上高は28.6億ドル、営業利益は6.2億ドルへ拡大した。研究開発費は、オサバムパターやディレクリジンの後期開発、早期の筋肉関連や代謝・免疫領域、さらに生物製剤や遺伝子治療への投資で増加。直近四半期も売上は8.1億ドルと伸長し、INGREZZAとCRENESSITYの販売増が寄与した一方、CRENESSITY関連のロイヤルティや開発費増で費用はやや膨らんだ。