
Lyell Immunopharma, Inc.(ライエル・イムノファーマ)は、T細胞の再プログラミングを専門とする企業で、固形腫瘍患者向けのT細胞療法の開発に取り組んでいます。同社は、T細胞の疲弊を克服するための遺伝子再プログラミング技術「Gen-R」や、持続的な幹細胞性を持つT細胞集団を生成するためのエピジェネティック再プログラミング技術「Epi-R」などの技術プラットフォームを用いて治療法を開発しています。
同社は、NY-ESO-1プログラムに関して、グラクソ・スミスクラインとの研究開発協力およびライセンス契約を締結しています。Lyell Immunopharma, Inc.は2018年に設立され、カリフォルニア州サウスサンフランシスコに本社を置いています。
Lyell Immunopharmaは、後期臨床段階のCAR T細胞療法を開発する企業で、主力のronde-celは3L+LBCLのPiNACLE試験で93%の奏効率と76%の完全奏効率を示し、2Lでも高い反応が確認されました。直近四半期は、固形腫瘍向けLYL273のグローバルライセンス取得を進める一方、開発・臨床・製造体制の構築が継続しており、今後はPiNACLE-H2Hや追加データが注目点です。