
iBio, Inc.は、AIと機械学習を活用して抗体医薬候補を探索・設計する前臨床段階のバイオテクノロジー企業です。主に肥満症、心代謝疾患、がん免疫領域を対象に、既存治療では扱いにくい標的に対する精密抗体の開発を進めています。
同社の創薬基盤は、AIによる抗体設計、哺乳類細胞ディスプレイ、スクリーニング技術を組み合わせ、開発候補となる生物学的製剤を探索します。肥満症領域では、Activin E抗体、抗ミオスタチン抗体、アミリン受容体抗体などの候補を扱います。
EngageTxは二重特異性分子の設計に用いられ、ShieldTxは抗体を疾患組織で活性化させるマスキング技術です。同社は製品販売よりも研究開発と提携を中心に事業を行っています。
iBioはAIを活用した前臨床段階のバイオ医薬品企業で、肥満・代謝疾患向けの精密抗体を開発している。通期はまだ売上計上がなく、研究開発中心の体制が続く一方、IBIO-610ではActivin E阻害抗体として前臨床で脂肪選択的な減量やリバウンド抑制の可能性が示され、IBIO-600もNHP試験で半減期40〜52日、筋肉量維持への手応えが得られた。直近四半期は、IBIO-600の第1a相開始を2026年上期に見込むなど、臨床入りに向けた準備を進めており、IBIO-610も2027年初の初回投与を目標に開発を加速している。