
Graybug Vision, Inc.(グレイバグ・ビジョン)は、網膜および視神経の疾患治療のための医薬品開発に注力する臨床段階のバイオ医薬品企業です。同社の主要製品候補はGB-102であり、スニチニブのマイクロパーティクルデポ製剤の硝子体内注射で、加齢黄斑変性症(ウェット型)の治療を目的としたフェーズI/IIaおよびIIb臨床試験、ならびに糖尿病性黄斑浮腫の治療を目的としたフェーズIIa臨床試験が進行中です。また、糖尿病性網膜症の治療を目的としたGB-102や、開放隅角緑内障の治療を目的としたβアドレナリン受容体阻害剤の硝子体内注射インプラント製剤であるGB-401も開発しています。同社は以前はGraybug LLCとして知られており、2016年にGraybug Vision, Inc.に社名を変更しました。Graybug Vision, Inc.は2011年に設立され、カリフォルニア州レッドウッドシティに本社を置いています。
Graybug Visionは臨床段階のバイオ医薬品企業で、CRACチャネル阻害薬Auxoraを中心に炎症・免疫関連疾患の開発を進めています。通期では売上計上がなく継続して赤字で、研究開発費や管理費の増加が見込まれる一方、資金は主に増資や提携で賄う構図です。足元では急性腎障害と呼吸不全を対象としたKOURAGE試験を安全性上の懸念から中止し、今後は急性膵炎のピボタル試験設計の詰めと、2027年予定のPAH向けCM5480のIND申請準備に重点が移っています。