
Senti Biosciences, Inc.(旧Dynamics Special Purpose Corp.)は、遺伝子回路技術を用いた次世代の細胞・遺伝子治療を開発する臨床段階のバイオテクノロジー企業です。細胞に生物学的な論理機能を組み込み、特定のシグナルを感知して治療反応を起こすプラットフォームを構築しています。
同社はCARを組み込んだ白血球を中心に、がんや難治性疾患向けの治療候補を開発しています。主力候補のSENTI-202は、健康なドナー由来の既製品型CAR-NK細胞療法で、再発・難治性の血液がんを対象としています。固形がん向けの前臨床プログラムや、再生医療領域での提携プログラムも持ちます。旧Dynamics Special Purpose Corp.との事業結合後に現在の社名となり、本社は米国カリフォルニア州サウスサンフランシスコです。
Senti Biosciencesは前臨床段階のバイオ企業で、遺伝子回路を用いた細胞・遺伝子治療の開発に注力している。通期では、売上は研究サービスや助成金が中心で、治療薬の販売収益はなく、前臨床開発、製造体制の整備、人員増などにより費用と損失が拡大しやすい構造が続いた。直近四半期は非腫瘍事業の売却を戦略的転換として切り離し、SENTI-202への臨床開発投資とSENTI-301Aの中国での提携に資源を集中。今後はSENTI-202の進捗と複数プログラムのIND対応が注目点となる。