
Cyclerion Therapeutics, Inc.(サイクレリオン・セラピューティクス)は、臨床段階のバイオ医薬品企業であり、深刻な中枢神経系(CNS)疾患の治療薬の発見、開発、商業化に従事しています。同社の主要製品候補は、CNS浸透性の可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤であるCY6463であり、ミトコンドリア脳筋症、乳酸アシドーシス、脳卒中様エピソードの治療、ならびに血管病理を伴うアルツハイマー病の治療のためにフェーズIIa試験中です。また、成人の統合失調症を診断された患者を対象にフェーズI試験を行っています。
同社はまた、経口投与される全身性sGC刺激剤であるPraliciguatを開発しており、難治性高血圧および糖尿病性腎症の治療のためにフェーズII試験中です。さらに、経口投与される血管sGC刺激剤であるOlinciguatは、鎌状赤血球症の治療のためにフェーズII試験中です。CY3018はCNS障害の治療のために開発されています。
同社はAkebia Therapeutics, Inc.とのライセンス契約を結んでおり、医薬品製品、医薬品化合物、その他関連製品および形態の開発、製造、メディカルアフェアーズ、商業化を行っています。サイクレリオン・セラピューティクスは2018年に設立され、マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置いています。
通期では、TRD向けの個別化治療CYC-126を中核に据え、MITとのライセンス締結やMedsteerとの提携で開発基盤を広げる一方、既存sGC資産の収益化も模索する体制に移りました。研究開発費は959千ドルと前年の286千ドルから増加し、臨床・非臨床や外部委託費の拡大が主因です。直近四半期もR&Dは348千ドルと前年同期の81千ドルから増え、外部費用が膨らみました。PRIZM試験は2026年1月に組入れ完了しており、TRD戦略の進展が当面の注目点です。