
Black Diamond Therapeutics, Inc.(ブラックダイヤモンドセラピューティクス)は、バイオテクノロジー企業であり、遺伝的に定義された腫瘍を持つ患者のための医薬品を発見、開発、商業化しています。同社は、非標準的な上皮成長因子受容体(EGFR)およびヒト上皮成長因子受容体2のドライバーミューテーションによって定義される発癌性タンパク質を標的とするよう設計された不可逆的な小分子阻害剤であるBDTX-189を開発しています。また、EGFRミューテーション、標準的、内因性抵抗性、および獲得抵抗性ミューテーションを含む脳浸透性阻害剤であるBDTX-1535、および発癌性BRAFクラスI、II、IIIの変異を阻害する脳浸透性阻害剤であるBDTX-4933も開発しています。同社はOpenEye Scientific Software, Inc.との戦略的パートナーシップを持っています。以前はASET Therapeutics, Inc.として知られていましたが、2018年1月にBlack Diamond Therapeutics, Inc.に社名を変更しました。Black Diamond Therapeutics, Inc.は2014年に設立され、マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置いています。
Black Diamond Therapeuticsは売上計上前の臨床開発段階にあり、通期では研究開発と資金調達が中心で、製品売上はありません。主力のsilevertinibはEGFR変異NSCLCとGBMで開発を進め、前線NSCLCの第2相では60%の奏効率、CNS奏効86%、病勢制御率91%と手応えが示されました。足元では第2相NSCLC試験の追加データや、2026年開始のGBM試験の進捗が注目点です。