
Bicara Therapeutics Inc.(ビカラ・セラピューティクス)は、臨床段階のバイオ医薬品企業で、固形腫瘍に対する二機能性治療法を開発しています。同社の主要プログラムは、固形腫瘍の治療を目的とした二機能性抗体であるフィセラフスプアルファです。この抗体は、上皮成長因子受容体(EGFR)を標的とするモノクローナル抗体と、ヒトのトランスフォーミング成長因子ベータ(TGF-b)に結合するドメインを組み合わせています。2018年に設立され、マサチューセッツ州ボストンに本社を置いています。Bicara Therapeutics Inc.は、Biocon Limitedの子会社です。
Bicara Therapeuticsは売上を計上しておらず、業績は引き続き赤字だが、資金は2029年上期までの運営に足りる見通し。通期では、主力候補薬ficerafusp alfaの開発費や人員・製造準備、知財対応が費用の中心で、研究開発負担が大きい。足元四半期は、HNSCC向けの第2/3相試験で1500mg週1回投与が最適用量に選定され、第3相へ移行、商用化準備も進展。今後は2026年後半の追加試験開始とデータ更新が注目点。