
Atara Biotherapeutics, Inc.(アタラ・バイオセラピューティクス)は、米国においてがん、自己免疫疾患、ウイルス性疾患の患者向けにオフ・ザ・シェルフT細胞免疫療法を開発する企業です。
同社は、エプスタイン・バーウイルス(EBV)による移植後リンパ増殖性疾患の治療を目的としたT細胞免疫療法であるタベレクルーセルを開発しており、現在第3相臨床試験中です。また、鼻咽頭がんを含む血液腫瘍および固形腫瘍の治療も対象としています。
さらに、血液悪性腫瘍および固形腫瘍の患者向けに次世代CAR T免疫療法を開発しており、メソセリンを標的としたATA2271およびATA3271、B細胞悪性腫瘍を対象としたATA2431およびATA3219、さらに多発性硬化症の治療を目的としたATA188を開発しています。
加えて、ヒトパピローマウイルス関連がんの患者向けにATA368プログラムを展開しています。
Atara Biotherapeutics, Inc.は、メモリアル・スローン・ケタリングがんセンターとのライセンス契約、QIMRバーグホーファー医学研究所とのライセンスおよび研究開発協力契約、H.リー・モフィットがんセンターとの戦略的協力、さらに固形腫瘍を対象としたメソセリン標的CAR T細胞療法に関するバイエルAGとの戦略的協力を行っています。
同社は2012年に設立され、カリフォルニア州サウスサンフランシスコに本社を置いています。
通期は、EBV由来T細胞治療の中核であるtab-celに経営資源を集中する一方、CAR-T開発を停止し、ATA188も終了するなどパイプラインの絞り込みが進んだ。欧州ではEbvalloとして商用展開を維持し、製造・供給体制はPierre Fabreへの移管が進展。足元の四半期は、FDAからtab-celのBLAに2回目のCRLを受領したものの、GMP面の懸念は解消済みで安全性の新たな指摘はなく、今後はType A会議を通じた再申請対応と規制上の前進が注目点となる。