
Atossa Therapeutics, Inc.(アトッサ・セラピューティクス)は、臨床段階のバイオ医薬品企業であり、腫瘍学および感染症の分野での医薬品の発見と開発に注力しています。同社の主要プログラムは、タモキシフェンの活性代謝物であるエンドキシフェンであり、乳がんの治療と予防を目的とした第II相臨床試験が進行中です。また、重症のCOVID-19患者の肺機能を改善するための吸入療法であるAT-H201、COVID-19患者に対する鼻腔内投与用の独自の薬剤候補であるAT-301、乳がん治療のための免疫療法/キメラ抗原受容体療法プログラムを開発しています。乳がん治療のためのサイトカインコーティングナノ粒子の研究を支援するため、Dana-Farber Cancer Institute, Inc.との研究契約を結んでいます。同社は以前はAtossa Genetics Inc.として知られており、2020年1月にAtossa Therapeutics, Inc.に社名を変更しました。2008年に設立され、ワシントン州シアトルに本社を置いています。
Atossa Therapeuticsは乳がんや希少疾患向けの臨床開発段階にあり、主力の経口(Z)-endoxifenは第2相で評価中です。通期は、MBD(乳房密度)低減試験で低用量の有効性と安全性の手応えが示され、1mgで17.3%、2mgで23.5%の乳房密度低下が確認されました。直近四半期も開発中心の状況が続き、米FDAとのやり取りや試験進捗、資金確保が今後の注目点です。