
Plum Acquisition Corp. III(プラム・アクイジション、旧Alpha Partners Technology Merger Corp.)は、事業会社との合併、株式交換、資産取得、再編などを通じた初期事業結合を目的とするSPACです。現時点の開示上、同社自体は営業収益を生む通常の事業会社ではなく、対象企業との事業結合を進めるために設立された会社です。
同社は特定の業種・地域に限定せず候補企業を探索する方針としていました。直近開示では、カナダのTactical Resources Corp.との事業結合契約を中心に活動しており、株主総会で事業結合や社名変更に関する議案が承認されています。
Tactical Resources側では、鉱物資源関連事業の一環として、Sierra Blanca Quarry, LLCから処理済み尾鉱を取得する資産購入契約を発表しています。この取引の完了は、Plum、Tactical、PubCo間の事業結合完了などを条件としています。同社は2021年2月にケイマン諸島で設立され、直近開示上の本社所在地は米国カリフォルニア州サンフランシスコです。
APTMは事業会社ではなく、買収や合併による事業統合を目的としたSPACで、通期・四半期とも営業収益は計上していません。収入源は主に信託口座の利息などに限られ、公開会社としての法務・会計・デューデリジェンス費用が先行して発生しています。直近四半期も組織運営と買収先の探索が中心で、上場維持ではなく、2023年7月30日までに事業統合を完了できるかが注目点です。