
Alexander & Baldwin, Inc.(「A&B」)は、ハワイ州における商業不動産のリーディングカンパニーであり、州内最大の食料品店を核とした近隣型ショッピングセンターの所有者です。A&Bは、ハワイ州で約390万平方フィートの商業スペースを所有、運営、管理しており、22の小売センター、10の工業資産、4つのオフィス物件、さらに154エーカーの土地リースを含んでいます。これらのコア資産は、A&Bの総資産の約72%を占めています。A&Bの非コア資産には、再生可能エネルギー発電施設、約27,000エーカーの農業および保全用地、垂直統合された舗装事業が含まれます。A&Bは、ハワイに特化した商業不動産会社になるという戦略目標を達成するため、ハワイの商業不動産ポートフォリオを拡大・強化し、非コア資産を収益化しています。150年にわたる歴史の中で、A&Bは州の経済と共に進化し、農業、交通、観光、建設、住宅および商業不動産産業の発展において指導的役割を果たしてきました。
通期では、不動産賃貸を中心とするCommercial Real Estateが収益の柱となる一方、土地事業は簡素化・現金化の進展が業績の振れ要因となりました。直近四半期は営業収益が前年同期比18.9%減の50.2百万ドルとなり、コストは減ったものの、収益減少の影響が残りました。CREの安定収益に対し、土地売却や開発案件の進捗に左右されやすい構造が続いており、2026年1Q予定の買収完了に向けた手続きも注目点です。