
ACTUATE THERAPEUTICS, INC.は、治療が難しいがんを対象に、GSK-3阻害を軸とする治療薬候補を開発する臨床段階のバイオ医薬品会社です。
主要な開発品はelraglusibで、がん細胞内に入りGSK-3βを阻害するよう設計された低分子薬です。同社は、この作用機序を通じて、腫瘍細胞の生存、増殖、移動、浸潤や抗腫瘍免疫に関わる経路を標的にしています。対象領域として、膵がん、転移性黒色腫、肺がん、大腸がん、乳がん、腎がん、卵巣がん、白血病、リンパ腫、小児がんなどが示されています。開発の中心は、一次治療の転移性膵管腺がんを対象とする臨床試験で、大学からライセンスを受けた技術を基盤に研究を進めています。
開発段階のバイオ医薬品企業で、GSK-3阻害薬エルラグルシブを中心に研究開発を進めています。通期では売上計上はなく、費用は主に臨床試験や前臨床、製造準備に集中しました。直近四半期は、最重要の転移性膵管腺がん向け第2相試験で主要評価項目を達成し、併用療法で生存期間の改善が示されました。小児再発・難治性がんの試験でも有望な所見が得られ、今後は規制当局との協議や追加試験の設計が注目点です。