
ACRES Commercial Realty Corp.は、アメリカ合衆国において商業用不動産モーゲージローンおよびその他の商業用不動産関連の債務投資の創出、保有、管理に注力する不動産投資信託(REIT)です。同社は、変動金利および固定金利の第一抵当権ローン、第一抵当権ローンの第一優先権、第一抵当権ローンの劣後権益、メザニン債、優先株式投資、商業用モーゲージ担保証券、商業用不動産の株式および優先株式投資を含む商業用不動産関連資産に投資しています。同社は連邦所得税法上、不動産投資信託としての資格を有しており、REIT課税所得の100%を分配する限り、連邦法人所得税の対象とはなりません。ACRES Commercial Realty Corp.は、以前はExantas Capital Corp.として知られており、2021年2月に現在の名称に変更されました。同社は2005年に設立され、ニューヨーク州ユニオンデールに本社を置いています。
通期は、CREモーゲージローンと不動産投資を軸に、浮動金利資産と負債の金利差で収益を稼ぐ構造が続きました。ポートフォリオはマルチファミリーが81.9%を占め、全体の76.5%に金利キャップや返済原資の確保があり、与信防御を意識した運営です。一方で、オフィス市場の高空室率やリース鈍化、資金調達コストの上昇が不動産価値や借り手の資金繰りに重しとなりました。直近四半期も、金利低下は借り手の再調達環境を改善しうる一方、純利益には逆風となる面があり、流動性管理と問題案件の解消、借り手との解決型対応が注目点です。