
伊藤忠エネクス株式会社(Itochu Enex Co.,Ltd.)は、日本国内および海外で石油およびガス事業を展開しています。同社の事業は以下の4つのセグメントに分かれています。
液化石油ガス(LPG)、都市ガス、産業用ガス、特殊ガス、電力、灯油、医療用および自動車用ガス、家庭用およびスマートエネルギー機器、太陽光発電システム、家庭用燃料電池「エネファーム」、家庭用リチウムイオン蓄電システム「ENE-POWABOL」、溶接材料の販売を行っています。また、約150万件の顧客にLPGや都市ガスを供給しています。このセグメントでは、リフォーム事業やガス容器の耐圧検査事業も展開しています。
ガソリン、灯油、軽油、電力、自動車、生活用品および自動車関連製品の販売を行っています。また、クレジットカードサービスやITサポートサービスの提供、レンタカーやターミナルタンクの貸出、石油製品の輸出入および取引も行っています。このセグメントでは、約1,687のカーライフガソリンスタンドと430のレンタカーサービス店舗を運営しています。
ガソリン、灯油、軽油、燃料油、ガス・トゥ・リキッド燃料、船舶用燃料、LPG、企業向けフリート給油カード、アスファルト、高品位尿素水の販売を行っています。また、フライアッシュのリサイクルやスロップの回収・リサイクル事業も展開しています。
石炭火力、天然ガス火力、風力、水力、太陽光発電による電力の販売を行っています。また、蒸気の販売、地域冷暖房、エネルギー供給、電力・熱供給、電力需給管理、資産管理サービスも提供しています。
同社は、1961年に設立され、2001年7月に伊藤忠燃料株式会社から伊藤忠エネクス株式会社に社名を変更しました。本社は東京都にあり、伊藤忠商事株式会社の子会社です。
2025年度通期は、カーライフ事業の新車・中古車販売減少や電力・ユーティリティ事業の太陽光発電所に係る一過性利益の反動、産業ビジネス事業の需給オペレーション反動で、売上収益・利益ともに前期を下回りました。一方、2026年度第1四半期は、カーライフ事業のCS売却益と石油販売の堅調さ、産業ビジネス事業の関連会社売却益が寄与し、大幅増益。ホームライフ事業もLPガス輸入価格上昇による在庫影響で伸長した一方、電力・ユーティリティ事業は調達価格上昇で利幅が縮小し減益でした。