キオクシアホールディングス株式会社(Kioxia Holdings Corporation)は、キオクシア株式会社を中核とするメモリ・SSD専業の半導体グループを統括する持株会社です。グループはメモリおよび関連製品の研究開発、製造、販売、関連サービスを手がけ、スマートフォン、PC、エンタープライズサーバー、クラウドデータセンターなどで使われる記憶用デバイスを提供しています。
フラッシュメモリ事業
- 中核製品はNAND型フラッシュメモリで、データを不揮発に保存する半導体メモリとして、スマートフォン、PC、データセンター、各種電子機器のストレージ用途に使われます。
- キオクシアは1987年にNAND型フラッシュメモリを発明し、2007年には3次元フラッシュメモリ技術を発表しました。
- 3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」を軸に、大容量化、高速化、低消費電力化を進め、AIサーバーやデータセンターなどの拡大するデータ需要に対応しています。
- 製品販売はスマートフォン、PC、エンタープライズサーバー、データセンター向けのメモリ需要、半導体市況、製品ミックス、設備稼働率の影響を受けます。
SSD事業
- フラッシュメモリ「BiCS FLASH」を搭載したSSDを、クライアントPC、エンタープライズサーバー、ストレージシステム、クラウドデータセンター向けに提供しています。
- SSDはHDDに代わる高速ストレージとして、読み書き性能、消費電力、信頼性、容量当たりコストが競争軸になります。
- データセンター向けの大容量SSD、企業向け高信頼SSD、PC向けクライアントSSDなど、用途別に製品ラインを展開しています。
研究開発・製造基盤
- 国内外の拠点を連携させ、先端メモリ技術、プロセス技術、パッケージング、コントローラ、ファームウェアを含むストレージ技術の研究開発を行っています。
- 四日市工場などの半導体メモリ製造拠点を基盤に、微細化、多層化、ウエハーボンディングなどの技術を活用して生産能力と製品競争力を高めています。
- 半導体メモリは市況変動が大きいため、同社の収益は需要サイクル、販売価格、設備投資、歩留まり、在庫調整の影響を受けやすい構造です。
同社は2019年3月に東芝メモリ株式会社(現キオクシア株式会社)からの単独株式移転により設立され、2019年10月にキオクシアホールディングス株式会社へ社名変更しました。2024年12月に東京証券取引所プライム市場へ上場しています。